本日の気になる新聞記事として、日本経済新聞朝刊1面「日銀きょう臨時会合 追加金融緩和、決定へ」を挙げたい。
本日は朝から日経平均も値を上げ、気づいて見れば前場は前営業日比274円33銭高の9265円39銭で取引を終了している。
日経平均の上昇理由は、先週末の米国株高や円高一服によるものと、本日の記事にあるように、日銀の追加金融緩和策や政府の経済対策に期待する面があるようである。
追加金融緩和策の具体策としては、期間3ヵ月の資金を政策金利(現:年0.1%)と同水準で金融機関に貸し出す額を20兆円から30兆円程度に増やす案や期間を6ヵ月に延ばす案などが検討されているようである。
金融緩和と経済対策、どんな政策が出され、それがどのような好影響をもたらすのか、気になるところである。
一つ言えることは、これらの政策が具体的に提示され、実行されることで、多少なりとも円高・株安には歯止めがかかるであろうと推測できることである。中長期的に見た場合には定かではないが、短期的には日本経済にとってプラスの要因が多いといえよう。
執筆者:伊藤 亮太(ファイナンシャルプランナー)
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